山梨県・甲府盆地を見下ろす絶景で知られる「ほったらかし温泉」。
山梨の甲府盆地を一望できる丘の上に、文字通り「ほったらかし」の素朴さで最高の景色を提供する「ほったらかし温泉」があります。ここを訪れる多くの人が直面するのが、「あっちの湯」と「こっちの湯」、どちらを選ぶかという嬉しい悩みですよね。
せっかくの旅行、後悔はしたくありません。最高の景色を見たい、静かに過ごしたい、初日の出を見たい――旅の目的によって最適な湯は違います。

日の出目当てで行くけど、どっちの湯が本当に綺麗に見えるの?

静かにのんびりしたいけど、人気の湯はやっぱり混雑しちゃう?
この記事を読めば、景色・混雑状況・設備・雰囲気の違いを比較しつつ、「初日の出を見るならどちらがいいか」わかります。

周辺で泊まれる宿も合わせて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ほったらかし温泉の基本情報
| 山梨県山梨市矢坪1669-18 | |
| 中央自動車道・一宮御坂ICまたは勝沼ICから約30分(山道を登ります)。 広い無料駐車場が完備されています。 | |
| JR山梨市駅からタクシーで約10〜15分。 公共交通機関でのアクセスは不便なため、車またはタクシーの利用が必須となります。 |
営業時間・早朝利用(日の出・夜景)のポイント
ほったらかし温泉の営業時間は、季節や曜日によって大きく変動するユニークなシステムです。
食事処「気まぐれ屋」の名物と朝食事情
お風呂上がりのお楽しみといえば食事ですよね。絶景と一緒に味わう名物をご紹介します。
- 必食名物「温玉あげ」:アルカリ泉で茹でた温泉卵を天ぷらにした逸品です。外はサクサク、中はトロトロの食感がたまりません。塩を少々つけて、ぜひ景色と一緒にご賞味ください。
- 感動の朝食「みそ汁セット」:地元・梨北産のコシヒカリをガス釜で炊いた炊き立てご飯と、美味しい味噌汁がセットになっています。土日祝日はすぐに売り切れる人気メニューなので、早朝利用の方はチェックしてみてください。
- その他のメニュー:ほうとう、カレー、トーストなど、軽食中心ですが、地元食材を使った温かいメニューが揃っています。
休憩所・その他付帯設備
- 休憩所:湯上がりに利用できる広々とした無料休憩所があり、景色を眺めながらのんびりできます。ここでは「温玉あげ」などを持ち込んで食べることも可能です。
- 泉質:どちらの湯もアルカリ性単純温泉で、PH値が高く、肌がすべすべになる「美肌の湯」として知られています。
- 設備:リンスインシャンプーとボディソープは備え付けがありますが、タオルやカミソリなどは有料販売となります。
「あっちの湯」と「こっちの湯」の違いは?
一つの施設である「ほったらかし温泉」に、なぜ二つの異なるお風呂があるのでしょうか。それは、単に広い敷地を効率的に使っているだけでなく、それぞれが異なる体験を提供しているからです。
先に誕生し、古くから愛される「こっちの湯」と、後から増設され、広大な景色を一望できる「あっちの湯」。この構造の違いこそが、湯の雰囲気や得られる感動の差を生み出しています。
| あっちの湯 | こっちの湯 | |
|---|---|---|
| コンセプト | 開放感とダイナミックさ:雄大な景色を体全体で楽しむ湯 | 素朴さと静けさ:落ち着いた雰囲気で自然と一体化する湯 |
| 景色(見える角度) | 富士山を正面に、甲府盆地を広く見渡せる | 山の稜線と夜景が特に美しく見える角度 |

ほったらかし温泉というユニークな名前は、「何もない山の中腹に、手入れが行き届かない(良い意味で)素朴な温泉をほったらかしにしている」という、創業時の飾らないコンセプトから名付けられたと言われています。豪華な施設はありませんが、最高の景色と自然の開放感を味わえるのが最大の魅力です。
あっちの湯
「あっちの湯」の最大の魅力は、その開放的な造りです。浴槽が複数に分かれており、高低差のある岩風呂や、寝そべって景色を眺められる湯舟など、バリエーションが豊富です。
こっちの湯
「こっちの湯」は、以前からある浴場として、素朴で落ち着いた佇まいが魅力です。
「あっちの湯」と「こっちの湯」どちらを選ぶ?
| 比較軸 | あっちの湯 | こっちの湯 |
|---|---|---|
| 絶景のダイナミックさ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ |
| 静けさ・落ち着き | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 混雑のしにくさ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
| 浴槽のバラエティ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐ |
| 夜景の見やすさ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 写真映え | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ |
絶景と写真映え:「あっちの湯」の圧勝!
「あっちの湯」は湯船が広く、視界全体が景色で埋め尽くされるため、初めての感動は圧倒的です。富士山の正面を捉える角度も良いため、写真や動画に収めたい方、雄大な朝焼けの広がりを豪快に感じたい方には「あっちの湯」一択です。
静けさと夜景:「こっちの湯」が隠れた本命!
「こっちの湯」は「あっちの湯」よりも混雑が分散されやすく、比較的落ち着いた雰囲気で湯浴みができます。夜になると甲府盆地の街明かりがグッと近く、宝石を散りばめたような夜景が楽しめるため、ロマンチックな雰囲気や静かな内省の時間を求めるなら、「こっちの湯」の勝利です。
初日の出の「感動」と「混雑」のバランス
初日の出を「山の稜線から太陽が昇る瞬間」として感動したいなら、角度的に「こっちの湯」が向いています。一方、「富士山のシルエットと空のグラデーション」という絶景を重視するなら「あっちの湯」ですが、元旦は猛烈に混雑するため、静かに初日の出を見たい方は「こっちの湯」を選ぶのが無難です。
ほったらかし温泉に行くなら泊まりがおすすめ
早朝に行く予定なら、近くの宿を取っておくと圧倒的に楽です。車で10〜15分以内の おすすめ宿を紹介します。
フルーツパーク富士屋ホテル(山梨市)
吹川フルーツ公園内に位置する南欧風リゾートホテル。雄大な富士山と、新日本三大夜景に選ばれた甲府盆地の絶景を一望できる天然温泉付きの宿です。
ホテル神の湯温泉(甲府)
甲府を一望する高台に立つ、自家源泉かけ流しが自慢の湯宿。富士山と甲府盆地の夜景を望む絶景と、多彩な11種類のお風呂、旬の食材を用いた創作会席料理が魅力です。
笛吹川温泉 別邸 坐忘(甲州市)
笛吹川のほとりに佇む、わずか21室の高級温泉旅館。敷地三千坪に贅沢に配された露天風呂付の離れで、源泉かけ流しの美肌の湯と甲州ワイン、茶懐石を堪能できます。
まとめ
雄大な富士山の景色と開放感を重視するなら「あっちの湯」、静かな時間と美しい夜景を重視するなら「こっちの湯」がおすすめです。
あっちの湯がおすすめな人
こっちの湯がおすすめな人
周辺にはアクセスの良い宿が多いので、温泉とあわせて宿選びも楽しんでみてください。





